インプラントは自由診療であり、保険がききません。
どうして保険はきかないの?
と疑問に思う人も多いかと思います。
その理由をご紹介します。
インプラント治療が保険が効かない理由
インプラント治療は保険がききません。
どうして?と疑問に思う人がほとんどだと思います。
その理由は、
『日本の保険制度の仕組み』
にあります。
インプラント治療は「自由(自費)診療」です。
保険診療とはそもそも、
『すべての国民が生きていくために必要な医療を受けられるように』
と考えられて作られたシステムです。
アメリカやヨーロッパではなかなか考えられない、平等の精神で作られた制度です。
とても素晴らしいシステムのように感じますが、落とし穴があります。
それは
国の財政上、
限られた材料しか認められておらず
最低限の治療しか受けられない!
ということです。
とても簡単にいえば、
食べられれば何でもいい!
ということ。
インプラントでなくても、入れ歯でも、差し歯でもご飯は食べられます。
もちろん、硬いステーキ肉は食べられませんが…
もちろん、国は、はっきりとは言いませんが、
国民が仕事をして税金を食べるために生きていればいいわけで、
ご飯をたべてさえくれればいいのです。
ご飯をおいしく何でも食べられる
ような治療は、残念ながら日本の保険制度では受けることはできません。
「生活の質を向上させるための治療」
であるインプラント治療は、保険に含まれないのです。
患者さんのうわさで、
インプラント治療が保険適応になる??
という人がいますが、それは現状では厳しいです。
というのも、
少子高齢化
が深刻化し、社会保障費が年々増加しています。
国はむしろ、削減傾向にあります。
今まで保険がきいていた治療も、削除されたものもあります。
ですから、
インプラント治療が保険適応されることはまずない!
です。
ただし、交通事故などの不慮な事故が原因で、個人で加入している生命保険で適応されることはあります。
適応されるかどうかは、各保険会社に確認してみましょう。
このようにインプラント治療が高額なのは、
自由診療だからです。
そして、保険が適応されないのもまた、国の判断によるものです。
ですが、本当に生活の質を向上したいのであれば、
とりあえず生きていればいい!という保険治療よりも、
高額であるけれども、質のいい治療を受けたほうがいいのかもしれませんね。
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